ギアシフトスピンドル交換

ハイ、以前から問題を指摘されていたギアシフトスピンドルの件です。
長い名前で言い辛いな 汗
左足でギアチェンジさせるでしょ?それです。エンジンから突き出しているヤツですw
分かったかな?ww
蝶のアゲハはJAZZ用ではなく、モンキー用のが付いていたらしく、
(5速化した時にモンキー用として組んであったパーツをそのまま移植させたらしい。)
モンキー用はJAZZ用に比べてちょっと長いんですね。
その為、ギアシフトアームが斜めに出る形となり、ギアチェンジする際、突っかかるんですよ。

でも初めは原因が分からなかったんだよね。
アゲハが97ccになると同時に5速化をしたんだけど、ギアの引っかかりというか突っかかり?は
そういうモンだと思ってたんだ。
だけどその後ぽっぽサンが5速化したので、そういう症状はないか尋ねてみたら、
ないという事で、ギアの組み付けに問題があったんじゃないかと言われました。
ギアの組み付け・・・蝶に診れる訳ない orz
ってのでそのまま放置してたんですが・・・(駄w

で、1年経ったくらいかな?ぺけ氏にモンキー用が付いてるって指摘されまして。
つか、コンタも知ってたらしく・・・だったら早く言ってくれ(=_=メ)
じゃぁ換えましょか。って事でエンジンパカー♪の日がとうとう蝶にも訪れた訳です。
前置き長くなりましたが、早速作業の方にイッテミヨッ!!



スピンドルがエンジンから出てるのは左側ですが、エンジンパカーするのは右側です。
当然?蝶は左を開けようとしてましたよwww
エンジンパカーする前に、オイルを抜いておきまーす。
アレ?オイル出ない・・・(TAT)ってエンジン縦にしながらオイル抜いてたら出ねーよ(爆w
相変わらずバカやってます 汗


R.クランクケースカバーを外します。
ボルトいっぱい。長さが違うから間違わないように左回りで並べてみました。



ボルトを抜いても簡単にパカーしません。
裂け目?をプラハンで軽くトントーンして徐々に割っていきます。
※よくマイナスドライバーでこじ開ける人が居ますが、それは絶対ダメだよー!!
パカーすると中のオイルがビャーと出てきます。
初めてクランクの中見たけど・・・キレイなんだね。ものすごく。
外見が汚いからすごくキレイに見えた。
ぺけ氏のHPで見るクランクの中身はぺけ氏のだからだと思ってたけど、アゲハもキレイだったんだねw

つかね、クラッチの右下辺りにトンボ挟まってた・・・orz
悲鳴を上げたのは言うまでもない。蝶、昆虫はマジムリだ。激しく奇声を発します。110番されるくらいいつまでも 汗
だいたい奇声発するのわかってるくせに「何か挟まってるよ(・∀・)」なん言うなー!!ゴラァ
ギャー!!!!(TAT)言うたら「うるさい」とか怒るのやめてくれない?
だったら「見ちゃだめっ!!」って言えばいいじゃんっ!!
見せといてそりゃないよ・・・(TAT)ヒドイ
あのトンボサンは1年半もああやって挟まれたままだったんだね・・・マジ最悪 orz


オイルスルースプリング、クラッチアウタカバーのボルトを取ります。
オイルスルースプリングはクラッチの真ん中に埋まってるだけだから、手で簡単に取れるよ。
クラッチアウタカバーのボルトはヘキサゴンレンチで取ります。
クラッチアウタカバーがくっついて取れない場合は、ここもプラハンで軽くトントントーンと叩いて取ります。
※こちらもマイナスドライバーでこじ開けちゃダメだよー!!
画像右から、オイルスルースプリング、クラッチアウタカバーのボルト4ヶ、クラッチアウタカバー。



ジャジャーン♪w
クラッチアウタカバーを開けるとこんなんなってます。
え?別にそんな太大字にしなくてもいいって?(・∀・)ニヤニヤw


ズームアァーップ!!w
ロックナットワッシャ(中心部)の爪をマイナスドライバーで起こします。
ここはマイナスドライバー使ってokです。
ちなみにこの画像では爪は既に起きてます(駄w
ま、開けて現物見れば分かるから。許してチョ☆

  
専用工具のソケットレンチを使ってロックナットワッシャを外します。
インパクトレンチ使いました。
ロックナットワッシャを外したら、クラッチも丸ごと外します。


クラッチを取るとこんなんなってます。
クラッチの下にある、プライマリドライブギアを外します。
スポッとはまってるだけだから簡単に取れるよ。


左から、クラッチアウタカバー、ロックナットワッシャ、クラッチ、プライマリドライブギア。
ちなみに、オイルレベルゲージの下にあるのはノックピンです。なくすとヤバイので、取っておきましょう。

 
こんな感じになりました。
そしたら次にプライマリドリブンギアを取り外します。
中心にサークリップがあるので、サークリッププライヤーで取ります。
ギアは何気に鋭利なんで、手を怪我しないように注意しましょう。


ジャンジャジャーン♪w
ようやく現れました。本日の主役、ギアシフトスピンドル君ですっ!!
なるほど!こうなってるのかぁ〜これなら左からじゃ取れないよな〜w

 
ストッパーアームを外します。
スプリングが飛んでいくかと警戒してたけど、飛んでいかなかった。
次にドラムストッパプレートを外します。インパクトドライバー使いました。
土台が不十分なので落ちました 汗 落としたままの状態で外しました。

 
ハイ、こんな感じになりました。
この状態になったら、ギアシフトスピンドルは引っこ抜けば取れます。
ただ、反対側にオイルシールがついているので、そこに引っかかってチト取りにくいけど、
無理に取らないようにソソソーとひっこ抜いてね。

 
左画:左から、プライマリドリブンギア、ストッパアームのボルト、ストッパアーム、ドラムストッパプレート、ギアシフトスピンドル(モンキー用)
右画:ギアシフトスピンドルの長さの比較。上がモンキー用、下がJAZZ用。

 
ギアシフトスピンドルに付いていたスプリングやら3点を新しいJAZZ用のギアシフトスピンドルに付け替える。
オイル塗る忘れずに〜
※ちなみに左画にスプリングが1つ付いてないのは、画像撮る前にJAZZ用の方に付けてただけです 汗


さぁーて、折り返し地点だよ〜

ガスケットのカスを取ります。蝶はリムーバーを使ったよ。臭かったよ(爆
リムーバー散布後、しばらくおいてスクレーパーで優しく削ぎます。
リムーバーで結構汚れるので、エンジン組んだらフラッシングしなきゃね。
ガスケットのカスをエンジンの中に入れないように注意!!

実はこのギアシフトスピンドルの交換は2日かけて行った。専用工具が手元になかったからだ。
では何故専用工具もないのに作業を始めたか・・・
この日、蝶は朝からやる気でエンジンパカーに挑もうと意気込んでいたからw
蝶の意欲がなくならないうちに・・・と始めた訳だった。
しかぁーし、結局は専用工具がない為に中途半端な作業になってしまい・・・
しかしそれでもエンジンパカーして良かったと思う。
ずっとエンジンパカーに挑む勇気がなくてエンジン怖いって思ってたけど、思ってたよりも怖いモノじゃなかった(・∀・)
なーんて言っちゃうと怒られちゃうけどね 汗w
でも本とかで読むよりも、実際やってみた方が分かりやすかった。
あー最後のまとめみたいになってるww


って事で、二日目。(画像ナシ)
エンジンは仮止めでしまっておいたので、また最初からエンジンパカーをする。
トルクレンチ(1.4-2.0)を使って、ドラムストッパプレートを付ける。続いてストッパアームもトルクレンチ(0.8-1.2)を使って付ける。
ドラムストッパプレートの位置が微妙に分からなくなってて焦った。やっぱり気を緩めちゃダメだな。
作業の途中で休憩とかもダメ。組み終わるまで通してやってかないとねっ!!

プライマリドリブンギアを付けて、サークリップを付けて、プライマリドライブギアを付けて、クラッチを付ける。
ロックナットワッシャを付けて、クラッチにプーリーストッパーを取り付け、トルクレンチ(3.8-4.5)で締め付ける。
ココの画像は最低限欲しかった・・・orz
ロックナットワッシャの爪をマイナスドライバーでてこの原理で折る。
クラッチアウタカバーを付けて、ボルト4ヶ付けて、オイルスルーを付けて、ノックピンを付ける。
R.クランクケースカバー側のガスケットも落として、脱脂をしてから新しいガスケットを付ける。
R.クランクケースカバーを付けてはめて、ボルトで締める。
完成〜♪(´∀`)ワショーイ☆

 
ちょっち角度とか明るさが違うけど、比較してみてチョ☆
左がモンキー用のギアシフトスピンドル、右がJAZZ用のギアシフトスピンドル。
結構長さ違うね〜


さて、クラッチの具合は良くなるのでしょうか?
というより、無事エンジンはかかるのでしょうか?爆w
火が入るのはいつになる事やら・・・汗

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