R.フェンダー補修 第@部

冬眠の時期なので、補修を中心にカスタムを進めようかと思っております。
まず始めに手をつけたのはR.フェンダーの補修。
ccbが振動と荷物の重みに耐え切れず、フェンダーをブチ抜いた穴。
振動により広がりまくったccb固定の穴。
8耐でアゲハをバスに乗せる時にやられた傷。
その他諸々、アゲハのR.フェンダーは結構傷だらけのローラ状態でした。
見るも無残な姿だっ!!と言い放つコンタ。
気にならない訳ではなかったけど、まぁいいかな?程度しか蝶は思ってなかったけど、
チトやってみるかなと思い立った訳でございます。


まずはパーツを取って、フェンダーを取り外します。
何気にフェンダー外すの初めてだったりする蝶 汗
左右のボルトで止まってるだけかと思いきや、シート下にも固定されてるのね〜
シート下がかなりゴチャAしていたので取り外すのチト大変だった。
ってそんな大変でもなかったけどね(ドッチw

 
左画:振動で広がりまくったccb固定の穴。
右画:ccbが振動と荷物の重さに耐え切れなくなり、ブチ抜いた穴。
穴の大きさを比較するのに使ったのは10ミリレンチ。
このデカさに驚けww

 
まず補修するにあたり、フェンダーをキレイにする。
水をぶっかけ、ブラシで洗う。フェンダーの裏は泥でバッチッチーだからね。
あーそうだ。言ってなかったけど、今回のフェンダー補修にはFRPを使います。
FRPを裏から貼るので、裏を特にキレイAしなくてはイケナイ。FRPに限らず、汚れてたら上手くくっつかないもんね。

 
洗ったらよく乾かし、FRPをくっつきやすくする為に傷をつける。これはパンク修理の時と同じだね。
ペーパー掛けでもいいけれど、エアツールがあるのでベルトサンダーで簡単に傷をつけました。
強度を出す為に穴の周辺、大きく傷をつける。
特に埋めたい穴のすぐ周りは細かく傷をつけておく。※削るのではなく、傷をつける程度でOK。
粉はエアーで吹いてキレイにしておく。

 
FRPを貼るにあたって使用する液はこの2点。
左図:樹脂、右図:硬化剤。

 
樹脂に対して2〜3%の割合で硬化剤を入れる為、量りが必要となる。
樹脂の量は経験上で決める(ぇw
ま、少なすぎなければ問題ないね。足りなくて後から作るとなると固まっちゃうからね 汗
硬化剤を入れたらよく混ぜる。
この混ぜが不十分だと固まらないのでよーく混ぜる。

 
まず、下地にFRPを塗り(左図)、その上にガラスマットを敷いてFRPをハケで叩くように塗る(右画)。
叩いて(押し付けて)下地とガラスマットの間のエアーを内から外へ逃がしながら塗る。
エアーが抜けると下地が透けて見えてくる。
硬化剤を使っているので、作業は手早く行う。チンタラしてると固まるよ〜


お次は蝶の番。
トントントーン♪
暗かったからピンボケ気味 汗


フラッシュッ!!(ナニw
蝶がチンタラ塗ってたら固まり始めたのでコンタにバトンタッチ 汗
こんな感じに出来ました☆
意味もない所に塗ってあるのは気にしないでw


こんな感じで段ボールの中に入れて乾燥させてみた。
乾燥室があれば強制乾燥ですぐ乾燥出来るけど、ないので自然乾燥。
硬化剤は温度と紫外線による化学反応で固まるので、本当は陽に当てて乾燥させた方がいいのだが、
この時期なんで、室内で自然乾燥。
ヒートガンを使っての強制乾燥はムラが出来て歪む為、使わないように!!
気温によって30〜40分、この時期だと1〜2時間くらいみた方がいいかな?
判断は触って確認。ガチガチになってたらOK。
※FRPを貼るのに使ったハケはシンナー(または除光液)でよく洗っておけば固まらないでまた使えるよ☆


あーあー逆さにして乾燥してたから液が垂れちゃった 汗
ま、でも逆さにしておかないとグラスウール剥がれちゃうし、ペーパー掛けするから問題ナシ。

 
はみ出してるグラスウールを削ります。
まずはサンダーで大きく。次にベルトサンダーで。

 
こんな風に表からグラスウールが見えなくなるまで削ります。
フェンダーまで深く削らないように注意してね。
裏から見てもホラキレイ☆

 
垂れ流れたはグラインダーで削ります。
足付け(削ってある所)してない所にFRP剤がついても簡単に取れます。
なので、グラインダーでもフェンダーに傷をつけずにキレイに取れます。
後にパテを盛る所を足付けしておきます。
裏にFRP、表にパテ。これで穴を埋めていきます。
ハイ、こんな感じになりました。
チト粉っぽいのが残ってますが、ままま。


次はパテ盛りです。
先ほどは裏にFRPを張りました。今度は表の穴をパテで埋めていきます。
パテと硬化剤。
パテの種類によって違いますが、コレの場合パテの20%くらいの硬化剤を使います。
FRPもパテも同じですが、硬化剤は多すぎても少なすぎてもダメです。
多すぎるとすぐ固まってしまいますし、少なすぎると固まらなかったりするので、
決められた量で硬化剤を混ぜましょう。

パテは硬化が始まると自家発熱します。
薄盛りの場合はそんなでもないですが、厚盛りの場合は触れないくらい熱くなるので注意です。


ヘラでこねるように混ぜます。
よーく混ぜてね。

 
穴を埋めていきます。
押し付けるように盛ります。
押し付けて盛らないとくっつかないので、ウニューっと押し付けて盛ります。(シツコイw

 
ヘラでちょっとずつパテを取って、穴の周りにも盛っていきます。
パテは乾くと若干痩せるので、少し多めに盛ります。

 
お次は蝶の番です。
頑張りますっ!!


真剣ですw
遅いと言われてしまいました(TAT)ショウガナイデショー


こんな感じに盛り終わりました。
FRPと同じで、気温が低いと固まりません。
温風・ヒーターで乾かすと急激に縮んでしまうので、強制乾燥の場合は室内を暖めて
全体に乾燥させるようにしましょう。
40分くらい置いておきます。

 
固まったら120番で荒削りします。
パテを盛った所の段差をなくしていきます。
穴だけにパテを残すのではなく、穴の周りのパテも残しておかないと段差になります。
ま、とにかく段差をなくしていけばいいんですw

 
パテの中にエアが入っていると、ちょっと白っぽくなります。
先の細いモノでほじくり、エア抜きしておきます。
このパテは目が粗いパテなので、エアが入る場合もあるそうです。
押し付けが甘い場合もエアが入ります。


次はポリパテを盛ります。
さっきのパテでまだ凹みがあったり、エアが入ってたりするのでもう一度パテ盛りをします。
ポリパテはさっきのパテよりも目が細かいパテで、硬化も早く、より縮みやすく、
足付けしてないと絶対のらないパテです。

 
同じ様によく混ぜ、押し付けるように盛っていきます。


今度は320番でパテの段差をなくします。
削った後、指で段差がなくなったかを確認しながら進んでいくと良いです。


この後塗装もするので全体を磨いて足付けをします。

 
真剣ですw

 
んで、こんなんなりました。


そしたら脱脂します。
最初はピカピカでステキ☆だけど、乾くとまた灰色っぽくなります(TAT)メショ
磨けてない部分があると、フェンダーのツヤが残って分かります。
磨けてない部分は320番で今度はペーパー掛けします。
ペーパー掛けって大変ね。エアツールって便利だね(´д`)ベンリー

 
磨けてない部分があるとこうなります。
黒い地が見えてますね〜


さて、ちょっとこの1ページで膨大な画像ですね 汗
まだA続きそうなんで、2部に分けてレポする事にしましょう。
って事で1部はこれでおしまい。



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